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撮影方法

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このページでは、模型の撮影方法についてご紹介いたしております。



ホワイトバランス(WB)の選択で雰囲気を変える!
本来、WB調整機能は肉眼で見たままの色相いを写し出すための機能です。具体的に言うと基準となる白色を白色にセットするための機能です。余計にややこしくなりましたか? 例えば太陽光で見たときの白色と室内の電灯下で見たときの白色は大きく違うはずです。

しかし人間の目はとても優れていますので、ほぼ同じような白色に見てとれます。人間の目は先入観も含めて映像を認識しますので余計に複雑なのですが、しかし機械(カメラ)は端的にそのままの映像を捕らえてしまいます。結果としてその写真を見た人が違和感のある色相いの写真になってしまいます。

そこでそれを微調整してあげる必要があるのですが、それをおこなう機能がWB調整機能です。
木曽森林鉄道‐C4‐模型
WBを変えることで夕焼けの雰囲気を強めています。

ホワイトバランスの選択機能が無いカメラの場合は自動で調整されています。選択機能が有るカメラでもオートを選択することで自動調整してくれます。現代のマイコンによる自動調整はとても優れていますし、特に光源が電灯や蛍光灯や自然光など入り混じっている場所での撮影などはオートが無難です。

ということで通常あえてオート以外を選定する必要もないのですが、より現実的に写したいとき、例えば明らかな晴天下での撮影のときは、“オート”より“太陽光”を選定した方がより良い色相いで撮れることが多いです。

そこでこのWB調整機能を巧く使うことで、より写実的に情景を表現することができます。
例えば夕景の撮影の際、WBを“くもり”に選定すると夕景のオレンジ色がより強く写しだされます。先にも記しておりますが人間の目は先入観など諸々の感情を含めて映像を認識しますので、実際にその場で夕景を観たときの強い印象を写真へ表現することも必要になります。

どなたでも"あれ?実際はもっと綺麗だったはずなのに・・・゛というご経験があるかと思います。この差異を埋めるための操作ということになりますが、写真を芸術と捕らえた場合にはあえて実際とは違うけれど強調してみたりもします。

そこで模型の撮影においても似たようなことが言えるのではないでしょうか!? 模型を模型として撮るのも良し、模型を現実的に見えるように撮るのも良し、模型を絵画のように撮るのも良しなどなど・・・ということで目的にあった写真が撮れるようにするための簡単な一つの手段として有効なのがこのWB機能です。

下の写真は、光源が太陽光で室内で撮影した同じ元データに対して、WBをそれぞれ変えてみた例です。 如何でしょうか? この違いを巧く利用することで目的にあった写真にするための手助けになりますのでぜひ試してみてください!

ホンダN360 ジオラマ
オート

ホンダN360 ジオラマ
太陽

ホンダN360 ジオラマ
日陰

ホンダN360 情景模型
くもり

ホンダN360 情景模型
電球

ホンダN360 情景模型
蛍光灯

ホンダN360 被写界深度
ストロボ

小道具を使おう!
影の効果については前にも述べましたが、被写体自体による影だけでなくちょっとした小道具を使うことで被写体へ別の影をおとし込む方法があります。

下右の写真がその小道具です。 これはジオラマ用に作った樹木の余りですが、ドライフラワーや実物の草や木でも良いかと思いますが、ある程度スケールの合ったものが使い易いでしょう。

如何でしょうか? 木の影が映り込んだだけですが、ずいぶんリアルさが増したように感じると思います。同様にしてピカピカのボンネットへそのものを写し込む方法もあります。これだけでまるで実車のように見えますので不思議です。
木曽森林鉄道 ティンバートレッスル
小道具→

←バックの壁面へ影をおとす

ボンネットへ影をおとす
樹木模型
ホンダN360 ジオラマ


 簡単に模型の情景写真を撮る!
このような写真をどのようにして撮るのか? ご丁寧に ご質問を頂き、都度ご解答いたしておりましたが、あまりに簡単すぎて、ご解答するのも おはずかしいほどですので、ここへ掲載いたします。
木曽森林鉄道 やまばと号 客車
実は、この背景は、パソコンの画面そのものです。 頃合いの良い画像を表示したPC画面の前へ 模型を配置し、撮影するだけで、いとも簡単にこんな写真が撮れます!

画面と模型の間隔(距離)の調整とカメラレンズの絞りの調整で、背景を鮮明に写したり 逆にぼかしたり することが可能です。

この写真の場合は、画面と模型との距離を10cm弱ぐらい、レンズ絞りf20ぐらい(レンズ特性やその他の条件によって変わります。)です。

レンズをあまりに絞ると画質が落ちますが、印刷する写真ではないので、とくに支障はないです。絞るとピントを合わせた位置から手前と奥が鮮明に写ります。開くとその逆に前後がぼけます。これについては、被写界深度の項であらためて掲載する予定です。

使用する画像は個人で楽しむぶんには、ネットから探しても良いかと思います。この写真の御嶽山は、私が撮影したものですが、このために撮った写真ではないのですが、ストックした写真の中から意外と使えるものが出てくるものです。

余談ですが、風景写真も良いものです! 模型好きの方には通じる楽しさがあるかと思います。
私の写真で恐縮ですが、ご参考にご覧ください。 秋田県と青森県の写真集

撮影用簡易ブースを自作する!
掲載を予定しております。

被写界深度について
掲載を予定しております。


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